ロココロッコブログ

初心者です

無人島では音楽なんて聴けない。おまえの心のうたは何だ?

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はじめまして。ロココロッコです。

 

ウォーキングデッド シーズン9、Amazonプライムにようやく追加されたので観はじめましが、一度見出すと止まりませんね。平日仕事が終わって終電で帰ってきたとしても、午前3時ぐらいまではノンストップで観てしまう。海外のドラマはハマると中毒性が異常。ただ続きを観ないことがストレスになって仕事にも支障をきたすので、それを回避をするためにも睡眠時間を削ってでも一気に完走してしまったほうがメンタル的に良い。

 

ウォーキングデッドみたいな文明社会が滅びてしまった世界だと、生きていくこと自体がそもそも難しい過酷な環境のせいで、趣味娯楽への関心が全く無くなっていってしまうのもわかる。それどころじゃないもんね。ただそんな世界の中でふと旧時代のレコードや映画や本など、失ってしまったあの頃の産物を手に入れてしまったとしたなら、掛け値のつけがたい価値がそこにあるのも頷ける。現実世界の私たちも多種多様な趣味・アート・文化・娯楽を持ち合わせているけれど、そのようなものが全くない環境に仮に陥った場合、果たしてどうなってしまうのだろうか、、、

 

無人島では音楽なんて聴けない

無人島にたった一つ何か持っていくなら」みたいな例え話がよくある。そこでエンタメ娯楽に関する何かを持っていく人はあまりいないだろう。ナイフ等のサバイバル用品のほうが現実的定番な気がする。まあリアルな話は置いておいて、例えば無人島に持っていきたい音楽は何かとした場合、無人島に行けばストリーミングもなければターンテーブルもない、音楽を再生すらできない。いや音楽を再生するとしたら、自主的に鼻歌か脳内再生ぐらいしかないのだ。例えばポストアポカリプスが訪れて、マジで音楽を再生できない時、つまり頭の中でしか音楽を再生できなくなったとしたら、あなたは何を脳内再生する? アカペラ、鼻歌、ビートボックス、想像、人それぞれ自己音楽再生の仕方は様々なはずだ。そんな時にこそ再生された音楽が、本当の意味での人生におけるフェイヴァリットマイソングということになるのかもしれない。

 

無人島で口ずさめる歌、何かある?

ちょっと考えてみてわかったけど、自分は空で全部歌えるような音楽は全然無いということがわかった。たとえ歌詞を覚えていて歌える曲があったとしても、無人島にいる状態なんかでは、絶対に歌わないだろう曲ばかり。しかも日本語で歌える曲なんか、ほとんど断片的でサビしか知らないとかそんなのばかりというか。洋楽は適当にメロディや歌を口ずさめるだけ。これまで音楽を色々聴いてきたわけであっても、案外全然歌えないのである。。。

以下しょうもない思考遊びだけれど自分なりの無人島10選考えてみた。因みに自分はほとんどが断片口ずさみ鼻歌スタイル。

 

【幼少時代を思い出すみんなの歌系】

 
【童謡】手のひらを太陽に♪

やなせたかし先生作詞の超国民的みんなの歌。歌詞もなんとなく覚えてるし、DNAレベルで魂に刻まれてる気がする、、

 

【忘れられない合唱コンクール系】


時の旅人 【合唱】 歌詞付き

中学校のときめちゃくちゃ歌わされた曲。ピークの盛り上がり方が結構あがる、、

 

【よくやった思い入れあるゲーム系】


Smiles and Tears (MOTHER 2 Gyiyg no Gyakushuu)

この曲めっちゃ友達と愛がテーマ歌だけど、無人島にはただ独りな故余計寂しい気持ちになりそうだ、、

 

【田舎のエンドレスサマー系】


相川七瀬 - Sweet Emotion

最高の90年代夏曲だけど、無人島ではこんな淡く切ない気持ち抱いていられない、、

 

【流行りの青春メロコア系】


Green Day - Basket Case [Official Music Video]

あの時代メロコアブームに抗うことはできなかった。趣味でギターを弾くきっかけとなった曲。

 

【根暗オタクヒップホップ系


cLOUDDEAD 'Dead Dogs Two' (BOC mix) Music Video (Unofficial)

cLOUDDEADのBOCリミックスという最高の組み合わせ。昔はメインストリームが苦手で、ちょっと横道に逸れたこんなのが大好きだった。

 

【こころの琴線がゾワゾワする系】


木村弓 - いつも何度でも

この曲不思議と想像しただけで涙が出てくる。曲も歌詞も深すぎる。

 

【世捨て人エクスペリメンタル系】


VLEKD10 - 03 - WANDA GROUP - V SUNRISE

変な音楽にハマったきっかけ。歌いようがない。リリースされれば買っていたが、今は部屋で埃被ってる。

 

【暗い気持ちノイズドローン系】


Sunn O))) - It Took The Night To Believe

頭の中や鼻歌でドローンしてるやついたら結構ヤバイ。

 

【諦めてもう踊るしかない系】


Dj Nate - Ima burn him [Planet Mu]

レジェンドはたくさんいますが自分はダントツでDj Nateですね。。。踊りながらボイスサンプリングを口ずさみまくるしかない。

 

 

何この変なコンピレーションアルバム的な選曲。。。でもあながち間違っていない、これも一つの私の姿なんだろう、、、そして晒すと結構パーソナルな部分が出てくることがわかってキツイ。

 

自分を形づくってる音楽ってやっぱり若い時に強烈な体験を与えてくれた思い出とセットになってることが多いのかな。音楽好きな人たちなら、何度かは自分のリスニング歴史の中で音楽的エポックメイキングな体験を何度かしてるはず。年齢を重ねるに比例して音楽を聴いたりする量は増え続けてはいるけど、最近思い入れがある曲なんかある?と問われるとパッと何も思い浮かばないもんね。特に十代後半から二十代中盤ぐらいに影響を受けた音楽が自分の中でオールタイムフェイバリットとして不動の位置に鎮座している。そこらへんは決して揺るがないというか。自分が本当に好きな音楽、削ぎ落として辿っていくと色々とルーツがわかって面白い。

 

あなたの心のうたは何ですか?

 

fnmnl.tv

 

ふーん14歳ねぇ、、、BUCK-TICKとか熱心に聴いてたわ。


Kimi no Vanilla - Buck-Tick (English Sub)

 

ガキの落書きまじ卍

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道を歩けば「落書き」にブチ当たる。かっこ良く言えば「グラフィティアート」。

都内を歩けば嫌という程、タギングやステッカー、電車に乗れば窓からは巨大なスローアップやマスターピースが目に入ってくる。まさに都会らしい光景だ。田舎からネットを通じて羨望の眼差しでグラフィティを見ていた自分としては、リアルな光景はただただかっこいいなぁと感じたものだ。

社会的にグラフィティアートはスケートと並び、禁止区域や公共物破損にまつわるイリーガルアートとしても捉えられがちな一方、例外もある。先日、一つの作品が約13億円で落札されたという、現在全世界が認めざるをえないグラフィティライターの最高峰は恐らくバンクシーだろう。日本のお茶の間のニュースにも流れるぐらいの圧倒的な知名度。実際にそれに見合った刺激的で革新的な作品を生み出し続けてるいるのも確かだ。こうまで有名になっても正体が決してリークされないっていうのもまた不思議だ話だ。

 


Massive Attack - Splitting The Atom (Edouard Salier Version)

一時期、バンクシーの正体は元祖ブリストルサウンドの雄、MassveAttackの主要メンバー、3Dなのではないかという憶測も流れた。3D自身が元々はグラフィティライター出身であることや互いにブリストルが拠点ということもあり共通点は確かに多い。MassiveAttackにおける3Dが手掛けるアートワーク等もバンクシーに劣らず衝撃的なものが多い。

 

写真は自分の地元の公園にて撮影したものだが、田舎や郊外にはこういった落書きがよく見られる。メッセージ性を孕んだ落書きのまさに最底辺、低俗かつ悪意またはドロドロしたスケベ心が我慢できずに垂れ流された、書き殴られたガキのクソ落書き。夜の公園、スーパーの便所、ティーンだからこそ勢いでやれちゃう感情表現。こどもの頃からSNS全般に慣れ親しんでいたとしても、こういった景色はいつの時代も変わらないものなんだろう。小中高生だった頃の学校帰り、金曜や土曜日の夜の公園の遊具の上、十代の頃を思い出す。あの頃の悶々とした気持ちと同時に謎の共感が蘇る。アナログにあってデジタルに無いもの、文字列や絵文字では到達できない表現、どっちが良い悪いではなく、手書きだからこそ表現できる力は確実にある。だがこれらの落書きをアートと呼ぶ人はまずいないだろう。

でもいつだって誰もが思いもしないところの価値観が突然ひっくり返されて、得体の知れない怪物が生まれてくる可能性だってある。そいつが邪悪か救世主かはわからないけれど。

 

 

 

なんとなくエンドレスサマー

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近所の電柱。秋は気候の関係により様々な形をした雲が現れるらしい。 まさに“女心と秋の空”

はじめまして、ロココロッコです。

涼しくなってきましたね。まさにエンドレスサマーって言いたくなる季節になってきてませんか?文字に起こしても口に出してもかっこいいスペシャルワード。

終わらない夏、エンドレスサマー

 

うーん、エンドレスサマー

「サマーマッドネス」なるワードと並び、音楽的にもサブカル的にもなんとなくかっこよくて使い勝手の良いキーワード。これ言っときゃとりあえずエモいっしょみたいな。深く意味を考えても野暮ったい。あえて意味を見出すなら、うだるような暑さ、悲しみと残酷、官能と猥雑、人生と刹那、夢と青春、みたいなものをうまく表現したのがエンドレスサマーなのだろうか、、、すべて夏のせいだったみたいな。

 


サマージャム'95

すべてを夏のせいにしてしまうスチャの名曲。夏になると絶対どこかで流れてる。こんな情景や思いは誰もが一度は感じたことがあるはず。

 


Washed Out Feel It All Around

Mexican Summerから2009にリリースされたWashed Outの名曲。この上ないエンドレスサマー感ある音とジャケットデザイン。この辺りのChill Waveブームが懐かしい。あの夏からもう10年。

 


The Endless Summer - Trailer

エンドレスサマーって何なのかググると、一つの映画の存在にたどり着く。1964年に公開された映画「The Endless Summer」。サーファー達がさらなる波を求めて、終わらない夏を求めて世界中を旅する物語らしい。いいなあ、Amazon primeビデオあるかしら、、無いだと、、、

 

例えば自分はサーフィンをやったことがないけれどすごく羨ましいなと思う。今そこにある波だけに人生の全てをかけて乗りに行く感じ。圧倒的な自由感。好きなことに、今がそのときだからこそ全力を注ぎ込む姿勢。

凡人だと中々「好き」を究極に突き詰めることができない。

それをやり続けるには何かしらのリスク、または他にも守るべきものや優先順位が変わってくることもあるだろう。とはいえ誰もが「好き」に対して狂人になることが幸せとは限らない。人それぞれ持っている価値観も違う。自分なりにやればいいんだと、自分に言い聞かせ、なんとなく「好き」を続けていく。

全然それでもいいよね?いい。断言する。

 

秋は創作の季節だ。何か好きなことを始めよう。