なんとなくエンドレスサマー
涼しくなってきましたね。まさにエンドレスサマーって言いたくなる季節になってきてませんか?文字に起こしても口に出してもかっこいいスペシャルワード。
終わらない夏、エンドレスサマー。
うーん、エンドレスサマー。
「サマーマッドネス」なるワードと並び、音楽的にもサブカル的にもなんとなくかっこよくて使い勝手の良いキーワード。これ言っときゃとりあえずエモいっしょみたいな。深く意味を考えても野暮ったい。あえて意味を見出すなら、うだるような暑さ、悲しみと残酷、官能と猥雑、人生と刹那、夢と青春、みたいなものをうまく表現したのがエンドレスサマーなのだろうか、、、すべて夏のせいだったみたいな。
すべてを夏のせいにしてしまうスチャの名曲。夏になると絶対どこかで流れてる。こんな情景や思いは誰もが一度は感じたことがあるはず。
Mexican Summerから2009にリリースされたWashed Outの名曲。この上ないエンドレスサマー感ある音とジャケットデザイン。この辺りのChill Waveブームが懐かしい。あの夏からもう10年。
エンドレスサマーって何なのかググると、一つの映画の存在にたどり着く。1964年に公開された映画「The Endless Summer」。サーファー達がさらなる波を求めて、終わらない夏を求めて世界中を旅する物語らしい。いいなあ、Amazon primeビデオあるかしら、、無いだと、、、
例えば自分はサーフィンをやったことがないけれどすごく羨ましいなと思う。今そこにある波だけに人生の全てをかけて乗りに行く感じ。圧倒的な自由感。好きなことに、今がそのときだからこそ全力を注ぎ込む姿勢。
凡人だと中々「好き」を究極に突き詰めることができない。
それをやり続けるには何かしらのリスク、または他にも守るべきものや優先順位が変わってくることもあるだろう。とはいえ誰もが「好き」に対して狂人になることが幸せとは限らない。人それぞれ持っている価値観も違う。自分なりにやればいいんだと、自分に言い聞かせ、なんとなく「好き」を続けていく。
全然それでもいいよね?いい。断言する。
秋は創作の季節だ。何か好きなことを始めよう。